『ろ』:ロックンロール
ロックンロール。ロック。
いつから好きだったのか。もはや記憶のはて過ぎて探しに行くのは大変だ。
きっとずっと好きでいるんだろう。
これについてかっこいいこと、キザっぽいこと、ともすればかゆくなりそうなことはいくらでも浮かんでくる。でもそれに対するアンチテーゼも同じ数だけ。
薀蓄も、感情論も、同じだけあふれる。
その全部に触れたくない。
言いたくない。
言葉にしたくない。
頭の中から出したくない。
だってそれだけでロックじゃなくなる。
ひとと共有したくない。独り占めしていたい。自分の中に、自分の中だけにひとっつぽちだけあればいい。
それでいい。
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