『り』:料理
絵を描くことが、趣味と実益をかねている。
じゃあ純粋に趣味として好ましく思っているものはなんだろうとくびをひねれば、それは料理だろう、と思える。
料理が好きで、お菓子をつくるのがすきで、見るのも食べるのも作るのも、
どれも好きだ。
料理に関するものならなんでもすきで、料理本を集めるのは趣味だし、
料理の映画も胸がときめく。
小説とかで食べ物に対する描写が良いとそれだけで好きになってしまう。
全てを適温で良いタイミングで出来上がらせてサーブすることに頭を使うことも好きだ。
でも、そんな好きな料理だけどいまだに自分に対して100%のもてなしはできない。
どうしても自分に対しては適当になってしまう。よくないなぁ、と思うのだけどなかなか難しいものである。
たまに誰かに料理を振る舞いたい欲求にも駆られる。
保存食や作ったジャム、予備の缶詰とかが詰まったパントリーのある、広い広いキッチン。
かわいい4口コンロでオーブン、レンジが一緒についている。
広いシンク、食器洗い機、背の高い戸棚、氷がざらざらでてくるりっぱな冷蔵庫。
かわいいタイルの壁。ミキサーやエスプレッソメーカー。
お気に入りのお茶、コーヒー、ファイヤーキングのマグカップ。
床下収納には、梅干しや果実酒。
広い広い調理台。
海外でよくみる、広いキッチン。
それがある家に住むのが私の未来である。
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